始めて一人暮らしをするあなた。
およそ1ヶ月にどれぐらいの生活費が必要か、
どのようなものにお金が必要で、
毎月どれぐらい支払う必要があるのか、わかっていますか?
何とかなるだろうって!?
そんなに世の中甘くありませんよ!
ちゃんと把握しておかないと、
毎月の生活費が足りなくなって、友人に借りまくって信用を無くしたり、
消費者ローンから借りたり、
最悪は、闇金なんて・・・
あ~恐ろしい・・・!
そんな事にならないように、
まずは1人暮らしの若者が、
毎月平均でどれぐらい支出しているかを知っておきましょう。
Contents
一人暮らしの費用は結構かかる【毎月15万円以上】内訳は食費が一番多く・・・
総務省統計局が発表している
『家計調査年報(家計収支編)平成29年(2017年)』
の中で
「年齢階級別家計支出(単身世帯)-2017年-」という調査結果があります。
これによると、
35歳未満の単身世帯の月平均の支出は、15万円あまりです。
内訳は次のとおりです。
食料(食費)39,510円で、一番多くの割合を占めていますね。
項目 | 月平均額(円) | 構成比(%) |
消費支出 | 155,808 | 100 |
食料 | 39,510 | 25.4 |
住居 | 29,811 | 19.1 |
光熱・水道 | 6,959 | 4.5 |
家具・家事用品 | 3,339 | 2.1 |
被覆及び履物 | 7,712 | 4.9 |
保健医療 | 3,627 | 2.3 |
交通・通信 | 22,848 | 14.7 |
教育 | 0 | 0.0 |
教養娯楽 | 17,155 | 11.0 |
その他の消費支出 | 24,847 | 15.9 |
交際費 | 11,780 | 7.6 |
仕送り金 | 1,874 | 1.2 |
『家計調査年報(家計収支編)平成29年(2017年)』の表Ⅲ-2-1「年齢階級別家計支出(単身世帯)-2017年-」から一部を引用
年齢の平均は26.6歳。
持ち家率は2.2%です。
つまり、年齢の平均が26.6歳とのことで、社会人になって3~5年目ぐらいの目安でしょうかね。
もちろん平均なので、一概には言えませんが、イメージとして。
どうですか?
イメージと合っていましたか?
「食費」の支出が一番多い、その次は「住居」、「その他の消費支出」、「交通・通信」の順
食費の割合が一番大きく、25.4%、39,510円です。
次に多いのが住居で、19.1%、29,811円。
次に多いのがその他の消費支出で、15.9%、24,847円。
その次は、交通・通信で、14.7%、22,848円。
次は、教養娯楽で、11.0%、17,155円です。
総支出に対する割合が10%以上のものをピックアップしてみました。
これから一人暮らしをしようとしている人、
すでに一人暮らしをしていて毎月お金がカツカツな人は、
この表を見て、もう一度自分の生活を見直してみることをお勧めします。
もしろんこれは調査結果であり、平均の値なので、住む地域などによっても変わってくるとは思います。
しかし、
現在の生活を見直し、分析する指標にはなると思います。
一人暮らしの節約術|固定費に要注意
一人暮らしの節約術をひとつお知らせすると、なるべく固定費を低くするということです。
家賃や公共料金、通信費などは、一度契約してしまうとなかなか変更が出来ず、
家計を見直したくても手がつけにくいものとなってしまいます。
電気、ガス、水道などの選択の余地がないので仕方ないですが、家賃や通信費については、
最初の契約が肝心ですので、しっかり吟味し過度に高い金額となっていないかをよく検討したうえで契約をしましょう。
また、
こられには2年契約など、契約に縛りがあるのも注意が必要です。
賃貸契約の場合は、2年契約であっても1ヵ月前などに退去を申し出れば契約を解除できます。
しかし通信費、携帯電話の契約や、自宅のインターネット回線、モバイル回線などは、2年契約などで契約してしまうと、契約途中での解約は高額な違約金を支払わなければなりません。
社会人の場合は急な転勤などがあるかもしれません。
学生や転勤が無い社会人でも、引っ越しをしたら電波が入りにくい部屋だった、といった事があるかもしれません。
そんな時、高額な違約金を払うのか、違約金を払うぐらいなら、最初から違約金が発生しない商品を選ぶなど、事前の吟味が必要です。
最近は、契約期間の縛りが無いWi-Fiなど、様々な契約形態から選択できるようになってきましたね。(←より複雑化!?)

まとめ
一人暮らしをする場合は、毎月の支出を項目ごとにチェックし、過度な支出が無いかチェックしましょう。
固定費は最初の契約時に十分吟味してから契約しましょう。
契約に縛りがあるものなどは、より注意して契約しましょう。
モバイルWi-Fiには
最近は縛りが無いWi-Fiもあります。
縛りが無いにも関わらず、料金も格安で設定されている商品も出ています。
これを賢く利用して、余裕のある一人暮らし生活をしましょう。
